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2003年2月16日 (日)

アメリカの人種差別


 昨夜NHKテレビでたしか開局五十年記念番組と書いてあったと思うが、『アフリカの蹄』という長時間ドラマを前編・後編と引き込まれるように見た。
 帚木蓬生原作。これまで関心をもちながら読んだことのない作家だったが現役の精神科医で山本周五郎賞を受けている経歴から、正義感のある作風だろうとは感じていた。

 見るとこのドラマはたいへん迫力がありアメリカの人種差別の根強さをうまく描いていた。若き日本人医師が大学の組織から出て黒人居住地で天然痘と極右の謀略と戦う。ストーリーは主人公の役柄と男優にも恵まれ、久しぶりにさわやかな後味であった。

 アメリカの人種差別は根が深い。黒人に限らず原子爆弾をドイツには落とさず黄色人種の日本へ落とした厳しい事実もある。ただ、このドラマも最後にはアメリカの良識が悪をやっつけることになっているので、救いがある。その為「このドラマは事実ではなくフィクションです。」などと断り書きを入れずとも済んだのだろう。今イラク問題が危機的状況でありなんらかのメッセージなのかも知れない。

 松岡陽子マックレインさんから昨秋、私はカードを頂いた。アメリカ在住50年の記念パーテイをされたこと。オレゴン大学から表彰を受けられたこと。その写真などをスキャンして特別ページを作成しなければと思っているものの、なかなか時間が取れないでいる。

 ユージンと大きく書かれているカード。オレゴン州ユージン市に在住されてからの50年記念、漱石先生のお孫さんはこの地で立派に種をまく人となられたのである。

 陽子さんの一粒種、ハンサムなご子息は医師だと伺っている。どこかお祖父様の漱石に似ていらっしゃる。
 私は陽子さんを通して、アメリカの良き一面を見る思いだ。

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