続 皇太子さまと 水フォーラム2
かつて、英国オックスフォード・カレッジで研究された皇太子さまのそれは学究らしいお言葉であった。そして一貫して水のテーマを現実社会への提言とされたのもご立派だと思った。
昨年2月、京都国際会議場で開催された世界水フォーラム!その中の「水と交通分科会」は「淀川21世紀ビューロー」(NPO)が主催。それは岡宏治社長のもと深い志をもつ鋭意の方々が結集している団体である。
私自身は国際会議場に行くことはなかったけれども、大会の厳重な警備とか、世界各国からの要人の来訪、とにかく大変な催しがあるということくらいは誰かから聞いていた。
しかし、そうした会議の真の意図に考えも及ばず、ましてや主催者側がどのような方々であるかもまったく知らなかった。水フォーラムという言葉だけがただ記憶にあった。
ネットのご縁は、まことに不思議で有り難いものである。これこそ、有ることが難い、ということではなかろうか。これまでまったく未知の間柄であった「水」の非営利法人、「淀川21世紀ビューロー」!
私の運営するへぼサイトと優良サイト「淀川21世紀ビューロー」とが相互リンクの間柄になったこともあって、いつしか理解が進み親しくさせて頂くようになった。
人間味豊かな岡宏治氏のもとに、礼儀正しく意欲的な憲さんという青年茶人あり、ホノルルマラソンで完走したフレッシュな女性社員がある。拙サイトの掲示板に書き込んでくださる内容はいつも刺激的で楽しい。
いま、私が感動するのは、その岡氏と社員の方々が連れ立って4月の中宮寺における私の茶席にお越しくださるというお知らせを受けたことである。平日のお仕事を返上されてのお出かけも、まことに忝く思われる。
今日は思いがけないよいニュースと、それに関わり深いお友だちについて触れてみた。1000字制限にひっかるので2回連続の日記になってしまった。
水の画像がみつからないので、昨年利休忌に使用した掛け物を出してみたが、如何であろうか?
鵬雲斎大宗匠がこの時、席中におみえになり、「おお、水フォーラムだ!」と仰せになったのを私は忘れない。
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