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2005年4月の記事

2005年4月22日 (金)

ネットにおもう 中国と日本と


 島根県が竹島を日本領土として決議したことから中国では反日の嵐が吹き荒れている。
 いぜんからネットでお付き合いをしていた上海在住の商社オーナーMさんは自分の会社をたたんで最近日本へ帰国されたばかりだ。

 日本とは違って言論の自由をもっていないファッショの国家。今回の騒動の根にあるのは、民衆の長年にわたる閉塞感である、と内外のメデアで識者は論じている。やり場のないはけ口が反日といういわば公認のデモへと噴出したのだという。

 中国は若者が中心なのだろうか。暴力的な反日記事が書きこまれ嵐のように呼応するのは日本以上に普及しているITだと聞くと、なんとも複雑な気持ちになる。

 インターネットの怖ろしさは規制が全くない、いわば無法の世界だということである。発信者が特定できないことからまさに言いたい放題。
秩序が各人の良識にまかせられているのも絵に描いた餅といったところだ。

 京わらべはその昔、町の壁にらくがきをした。体制への批判や要望がもりこまれたそれはそれなりに面白い町衆の声であった。
 しかしらくがきをする者はごく少数であったし、現在のネットのらく書きとは質も数もとうてい比較にならない。

 ITは諸刃の剣と私は前にも書いたことがあるが、それは利便性が慎重さを欠く行為となり易いことにある。私自身の体験から思うのであるが、ネットによる恩恵と当惑とふたつのことについていろいろ感じる昨今である。

 拙サイトには掲示板があり誰でも投稿できるシステムになっているが、困ったことにアダルトサイトの書き込みが頻繁に行われ、それを削除しなければならない。他の良質な読者にもご迷惑がかかるのでいっそのことパスワード制にしたほうがいいかとも思う。

 自由ということは今流行の言葉でいえばまさに「想定外」の不自由さを伴うことを痛感するのである。迷惑投稿の常習犯はIPアドレスを次々と変更するので手の打ちようがないのだ。

 今日の画像は、めったにお目にかかることのできない秘仏である。古代中国、朝鮮、の影響が色濃く見てとれる。先日ご開帳の折に勿体なくも撮影させて頂いた1枚だが、お解りいただけるだろうか?




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