大ベストセラー えんぴつで奥の細道
『えんぴつで 奥の細道』という本が売れに売れています。
大迫閑歩/書 伊藤洋/監修 、ポプラ社 、2006年1月発行 1 ,470円(税込)
キャッチフレーズ
ひと文字、ひと文字、少しずつ。
芭蕉のことばを書き写してみませんか。
出会いと別れ、名句の数々。
なぞればあなたの旅が始まります。
江戸から大垣までを全五〇章に再構成(『奥の細道』全文収録)。
全文書き下ろし、ひと文字アドバイス付。
元禄二年(一六八九)の早春に出立、
日光、平泉を巡って日本海に出、
金沢を経て大垣にいたるまでの
一六〇日の大行脚。
芭蕉がもっとも強く心血を注いだ散文
『奥の細道』を深く味わう、
まったく新しいテキストブック。
はい。次の写真は、監修者の伊藤洋先生の署名なんです。ありがたいメル友のお一人と申し上げては失礼でしょうか。たったいま本の扉に書かれているサインを撮影したばかりです。

キャッチフレーズ
ひと文字、ひと文字、少しずつ。
芭蕉のことばを書き写してみませんか。
出会いと別れ、名句の数々。
なぞればあなたの旅が始まります。
江戸から大垣までを全五〇章に再構成(『奥の細道』全文収録)。
全文書き下ろし、ひと文字アドバイス付。
元禄二年(一六八九)の早春に出立、
日光、平泉を巡って日本海に出、
金沢を経て大垣にいたるまでの
一六〇日の大行脚。
芭蕉がもっとも強く心血を注いだ散文
『奥の細道』を深く味わう、
まったく新しいテキストブック。
はい。次の写真は、監修者の伊藤洋先生の署名なんです。ありがたいメル友のお一人と申し上げては失礼でしょうか。たったいま本の扉に書かれているサインを撮影したばかりです。

みなさま、お読みになれました?
じつは私はこの中の一字がどうもわからなくて、伊藤洋さんに問い合わせました。
「わかりにくい字ですが、探れ、と読んでいいのでしょうか?」
すると今日、メールが来ました。なんていい気のいい方でしょう。
「不明個所は「探れ」です.芭蕉から頂いたものですので種明かしを致しますと・・・
http://www.ese.yamanashi.ac.jp/~itoyo/basho/haikusyu/tanbai.htm
というわけです.
早筆のまま
伊藤 洋(Hiroshi ITOH)」
そのご本尊の芭蕉の俳句は、伊藤さんの解説で教えて頂くことができます。
打ち寄りて花入探れ梅椿
句や和歌を詠むために、山野に出て早春の梅や椿やわびすけの香を探す風流を探梅という。ここは室内ゆえ、花入れに梅や椿が生けてある。皆が探梅をして、花入れに鼻を差し入れてこれを探すというのは如何なものであろうか?というのだが、もとよりふざけた話。
*~*~*~*~
ああ、そういうことでございましたか。
ぶしつけにお尋ねいたましたが、私としては種あかしをしていただきましたこと。思いがけず心があたたかくなってうれしかったです。
この本はなんといっても企画された出版社の女性役員さんでしたか、その方の発想が秀逸だったというべきでしょう。
そして書道家の人選も、監修者の人選も最高だったのではないでしょうか。
定価が安く抑えられているのも、芭蕉が著作権というものの縛りがないこと。死後50年を過ぎたら著作権は消滅しますから、まあ、いろんな意味で好条件が重なったのでしょうね。
これから私もえんぴつで、この本を頼りにひととき旅に出ようと思います。
芭蕉の句の名解説は、工学博士で芭蕉研究家でもあり、インターネットを駆使される好漢!
とまあ、一応こんなことを書いてお祝いとさせていただきましょう。
こんなすてきな楽しみがあるこの国…、またこころがときめくのです。
じつは私はこの中の一字がどうもわからなくて、伊藤洋さんに問い合わせました。
「わかりにくい字ですが、探れ、と読んでいいのでしょうか?」
すると今日、メールが来ました。なんていい気のいい方でしょう。
「不明個所は「探れ」です.芭蕉から頂いたものですので種明かしを致しますと・・・
http://www.ese.yamanashi.ac.jp/~itoyo/basho/haikusyu/tanbai.htm
というわけです.
早筆のまま
伊藤 洋(Hiroshi ITOH)」
そのご本尊の芭蕉の俳句は、伊藤さんの解説で教えて頂くことができます。
打ち寄りて花入探れ梅椿
句や和歌を詠むために、山野に出て早春の梅や椿やわびすけの香を探す風流を探梅という。ここは室内ゆえ、花入れに梅や椿が生けてある。皆が探梅をして、花入れに鼻を差し入れてこれを探すというのは如何なものであろうか?というのだが、もとよりふざけた話。
*~*~*~*~
ああ、そういうことでございましたか。
ぶしつけにお尋ねいたましたが、私としては種あかしをしていただきましたこと。思いがけず心があたたかくなってうれしかったです。
この本はなんといっても企画された出版社の女性役員さんでしたか、その方の発想が秀逸だったというべきでしょう。
そして書道家の人選も、監修者の人選も最高だったのではないでしょうか。
定価が安く抑えられているのも、芭蕉が著作権というものの縛りがないこと。死後50年を過ぎたら著作権は消滅しますから、まあ、いろんな意味で好条件が重なったのでしょうね。
これから私もえんぴつで、この本を頼りにひととき旅に出ようと思います。
芭蕉の句の名解説は、工学博士で芭蕉研究家でもあり、インターネットを駆使される好漢!
とまあ、一応こんなことを書いてお祝いとさせていただきましょう。
こんなすてきな楽しみがあるこの国…、またこころがときめくのです。
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