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2007年2月 6日 (火)

ギターの弾き語り 維新の詩を読むchoriさん

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三条御池から日曜日の町並を撮影。

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新風館はここからすぐです。2月4日、日曜日の午後、ライブがありました。

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寒風のなか、最初のころは、客足が少なかったのは止むを得ません。

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出演者は、choriさん。ギターを弾きつつ、何編かの詩を朗読しました。ギターは朗読の声を妨げず、よく調和していたと思います。打楽器よりもよかったのではないでしょうか。
「維新」の朗読に私は耳を傾けていました。トークもあるがままに、失敗談からはじまり爽やかでした。

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この「維新」という詩について、若い女医のSさんがこんな感想を述べています。

一篇の現代詩に寄せて 

投稿日時 2007年2月 5日 (月曜日) 23時22分

今夜は、一つ、とても 素敵な詩をご紹介いたしましょう。

一つのことば、 一つの出来事に、思うことは人それぞれ。
その、色々な、それぞれなことを大切にして行きたいと思います。

この詩への、私の感想が、妨げになってはいけませんので、皆様まずはご一読ください。

この詩をご紹介くださった、素晴らしいHPも合わせてご紹介いたします。

維新
chori  http://rendezvou.exblog.jp/5047289/

◇◇◇

何かを生み出すというのは、非常に大きな力を必要とするものではないでしょうか。
そして、何かが生まれる「瞬間」に持つ、若い息吹や、活火山の中の煮えたぎるエネルギーのようなものを、感じ、圧倒されるときに感じる、えもいわれぬ昂揚感、これこそは、何かが開花するときに、生まれるときに、そして、若さを感じるときに、強く、強く、ただ感じるものだと思います。
この詩の持つ、若々しい、純粋な「力強さ」に、ただただ、圧倒されました。

・・・この詩を紹介していただいた、
    HPの管理者様との出会いについて・・・

以前から、色々な機会に、「信じる」ということが生み出す力の大きさに深い感銘を覚えます。特に、このことを言葉に出して表現したのは、学生時代に参加したフィリピン旅行での、NGO活動に取り組まれる方々や現地の皆様との出会いからでした。ごくごく短期間ではありましたが、お互いを信じて、一緒に何かを成し遂げていく様子を目の当たりにしたとき、信じあうこと、相手と向き合うことの大切さを、強く実感しました。信仰を持つ人同士の支えについても、それだからこそ、あれほど、強く、ひたむきなのだと、肌で感じることが出来ました。
そして、振り返って、信じあえる人と出会って、向き合っていける、自分自身の人生の、幸せ、運の良さを思います。
この詩を紹介してくださった方との出会いもまた、「心」や「言葉」の奥行きを信じあう、素晴らしいものになりました。その出会いを運んでくれたのは、宗教ではありませんが、「茶道」という、一つの、同じ「道」でした。そして、その一つの出会いが、私の友人と、この方とを継ぐことにもなりました。一つの出会いが、いくつもの、素晴らしい出会いを運んでくれることを、今日また、改めて、強く感じることが出来ました。

「信じること」。
どんなに、傍から見て、些細だと思われることでも、一つずつを、心をこめて、最後まで信じて、やりぬくこと。その刹那に感じたことが、一瞬なのか、永遠なのか、何れにしても自分にとっての「真実」を大切に、積み重ねていくこと。
生き物である私たちは、本来、時間と共に、醜く、汚れていく運命です。それに抗うのではなく、大切に積み重ねていくことを繰り返していくうちに、ただ汚れていくのではなく、その一方で、磨かれ、削ぎ落とされ、本質をあらわし、自らを結晶にすることも出来るのではないかと思います。

自らを、美しく結晶とする道を歩んでおられる方との出会いは、ともすると自らを律することを怠りがちな私にとっては、偶然ではなく、必然の出来事かと思います。この天啓を、信じて、少しずつでも、道を歩む努力を継続させなければ、と思いました。感じたことを、機会を、自らものと出来るかどうかは、全て己自身の努力次第なのですから。感謝の気持ちを表すのに、自分自身の歩む道で示すということは、非常に難しいことでもあります。ですが、初めての道ではなく、ありがたいことに、先人のある道、いつかは後姿が見えるように、その道を進んで行きたいと思います。

Sさんへのメール  わびすけ

2月 6日 (火曜日) 01時41分

今まであなたの記事を拝読しておりました。
涙が流れてきてとまりませんでした。

医療の現場でいずれあなたが病む人々にこのお気持ちで
接してくださることを目に浮かべてしまいました。

感謝のなかに。

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