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2007年2月13日 (火)

タカシマヤ 第五十五回上品(じょうぼん)会

高島屋から、「上品(じょうぼん)会 特別ご内覧々会」の案内状が来ました。ここ数年、自分には無縁のせかいなどと思い込んで行かないことが多かったのです。でもまあ、目の保養をさせてもらうのもいいかと、一人で出かけてスナップをパチパチ。ごめんやっしゃ。
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京都の大きいホテルは経営がよその資本へ移行してしまいました。ウェステン都ホテル、今日はここで、「第55回記念 高島屋 上品会」が開催されたのです。このあと、全国各地で巡回される予定と聞いております。雰囲気なりとチラリ、ご覧いただきましょう。
京都の大きいホテルは経営がよその資本へ移行してしまいました。ウェステン都ホテル、今日はここで、「第55回記念 高島屋 上品会」が開催されたのです。このあと、全国各地で巡回される予定と聞いております。雰囲気なりとチラリ、ご覧いただきましょう。

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高島屋資料館(大阪)には、日本の名画が収蔵されており、美術部創設のころの名画を今回、同人名家がしのぎを削ってきものにうつしたものが展示されました。

● 原画作家

 「世界三景 雪月花 」高島屋資料館所蔵より

● 山元 春挙。 (訪問着 ロッキー新雪・ 千總製。) 
● 竹内 栖鳳。 (訪問着 ベニス旅情・ 矢代仁製。)   
● 都路 華香。 (訪問着 春爛漫 )  ( 綴れ帯 吉野観桜・磐田製。)


● 神坂 雪佳。 (訪問着 春秋の華・千切屋製)
● 竹内 栖鳳。 (訪問着 大島紬。秋韻爽々。光琳風草花図より。秋場製。)

いずれも京都ならではの見事な出来栄えです。

私としては、大島の訪問着(秋韻爽々)に引き寄せられました。
古典的な大島もいいですが、これはまた、すばらしいデザインと職方さんです。

帯は龍村のシンプルな雀。じつにいい取り合わせです。
できればこうした美しい着物が日本人に愛されて、生活を豊かにできることになればどんなにいいでしょうか。お金のある方々、どうぞお買い上げくださいませ。

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そんなことを感じながら帰途、私はバスに乗っておりました。
この車中がたしかに私の住む庶民レベルのせかいだなあ、なんてクスクス…。

それにしても、たのしかったひとときでした。

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