2009年精中忌 ほたるが飛んできました
7月5日の精中忌の写真を今回は早々とUPしました。道具当番にあたり、半東の役も何度かつとめました。道具に関してはあまり無理をしないことをモットーにしている私ですが、こうした公開の場ではそんなことも云っておれません。他のお道具もちの会員の方々にお願いして、僅かに二碗目の「蛍」の金海茶碗を出してみました。それでついこんなタイトルをつけてしまいました。花を持参する人、活ける人、灰型を作る人、お運びに、それぞれ力を寄せて出来上がります。
最後に、奈良で撮影したササユリの一枚も。茶席に入れるゆりといえばこのササユリかヒメユリくらいでしょうか。匂いもきつくないのと楚々とした風情が好まれるようです。でも一本でなく集合体となるとどうしても美しさという点では減点となるようです。。。人の世と同じかもしれません。
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コメント
Clay様
アメリカで陶芸の道を歩いていらっしゃりご活躍のClayさん。日本では不況のさなか稽古ごとだけはあまり波風も立たず茶会が盛会なのはご同慶との声も聞かれます。趣味のうちは愉しくプロとなれば厳しいのはいずこも同じでしょうか。お書き込み有難うございました。
さんご様
なつかしいと仰ってくださったお気持ち嬉しく存じます。さんごさんの「天倫字月光椿」も毎年そだっています。庭で消える植物も多い中に、しっかり根を張っているのはけなげですね。御主人さまもお社中さん方もお変わりございませんか。時々ここでお会いしたいですね。
投稿: 椿 わびすけ | 2009年7月 8日 (水) 20時58分
椿 わびすけ先生
ご無沙汰をいたしております。
いかにも七夕さまらしい涼やかなお道具や御銘の数々を拝見いたしまして、やはりお茶は良いなと感動いたしました。蛍の御銘のお茶碗を拝見いたしまして何か懐かしいお方に出会ったような気持ちになりました。やさしくて良いお茶碗ですね。お花も可愛くて籠によく合ってますね。私の好きなお花たちです。お待合の梶の葉の絵も七夕らしくて。どうも有難うございました。
投稿: さんご | 2009年7月 8日 (水) 19時33分
ご無沙汰いたしております。
蛍がほんとうにお席に飛んできたのかと、思いました。
お茶碗と共にだったのですね。きっといつまでも光輝いていたことでしょう。
お花がやはり日本のお花だと強く印象を受けました。こちらの花々は、どしても元気が良過ぎて、大振りなので、やや風情に掛けてしまいます。
煙草盆の染め付けの水鳥がすずしげで、水指も、外から拝見していると、ただ静かないぶし塗りですのに、開けるとそこには、螺鈿の「トクサ」が水面近くを取り囲んでいる。なんとおしゃれな意匠なのかと、感嘆しています。
それぞれが、暑い夏を思い、涼やかな、そして清浄な凛としたお道具で、
お取り合わせが素晴らしいです。
ご相伴させていただき、ありがとうございました。
投稿: Clay | 2009年7月 8日 (水) 17時59分
ハレのはは様
更新をしないまま空家状態が続いていましたので、思い立ってアップしてみました。紙面媒体を主に考えていたためネットのお馴染みさんには失礼なことでございました。蛍の銘は使用できる季節が限定され今しかございません。螢雪という意味さえわかる世代が遠くなりましたね。おからだお大事に。
あきら様
小原流の華道をたしなんでいらっしゃるのですね。ヒメユリは可憐で茶席の床にもよく映えます。あきらさんの『虞美人草第3号』のご文章にはよい反響が寄せられましたよ。ユニークな物の見方が漱石の「自分本位」に立脚しているからでしょう。この語はエゴとは次元が違うのですがとかく誤解されてしまいます。一層のご自愛を。
投稿: 椿 わびすけ | 2009年7月 8日 (水) 17時06分
わびすけさま、ご無沙汰しています。
ハレのははさんも、こんばんわ。
お道具やお花の写真、ごちそうになりました。
わびすけさんもお健やかにご活躍のようすで
うれしゅうございます。
ワタシは華は小原流ですが、様式というきまり
のとりあわせで今日丁度姫百合を活けたところ
です。
投稿: あきら | 2009年7月 7日 (火) 23時03分
久しぶりに、涼やかなお茶席の様子、堪能させていただきました。
金海のお茶碗に「蛍」と銘をつけられた大宗匠、感服いたしました。
そして、なんとめずらしいお水指!不思議な色合いですね。
新しいお花の名前も覚えることができ、嬉しいことでございました。
投稿: ハレのはは | 2009年7月 7日 (火) 22時08分